社交ダンスの練習場所を探しているあなたにとって、「どこで練習すれば良いか」と悩むのはよくあることです。
本記事では、初心者から上級者まで様々な人が利用できる練習場所を紹介し、それぞれの場所のメリット・デメリットや上手な活用方法を解説します。
あなたにぴったりの練習場所を見つけて、社交ダンスを楽しみながら上達していきましょう。
- 社交ダンス練習できる場所の種類と特徴
- 都内で利用できるおすすめの練習場
- 社交ダンス練習場の利用時のマナーと注意点
社交ダンスの練習できる場所
社交ダンスを始めたばかりの初心者にとって「どこで練習すればいいか分からない……」と感じることは多いでしょう。
実際、社交ダンスが練習できる場所は多くありません。自分に合った練習場所を見つけて、上手に活用していきましょう。
社交ダンス練習場
社交ダンスの練習場は社交ダンスを練習するために設計された練習場所です。
練習場は広いダンスエリアと狭い練習用エリアに分かれており、それぞれの目的に合った場所で練習ができます。
フロアではラテン曲とスタンダード曲が繰り返し流れており、自分の踊りたい曲が流れたらフロアに行き踊るというのが一般的な流れです。
自分の踊る曲が流れたらフロアに出陣なのだ!
曲が終わったら休憩したりステップの確認をしたりするとよいでしょう。フロアの端には椅子があり、疲れた人は休憩できるので利用しましょう。
- フロアが広く踊りやすい
- 曲がずっと流れている
- ダンサーを間近で見ることができ勉強になる
- 人が多く踊れない時がある
- 曲が流れるまで待つ必要がある
社交ダンス教室
気づきにくいですが、社交ダンスのレッスンを受けている教室で練習することが可能です。
場所によって異なりますが、当日レッスンがある人は無料で使える場合もあります。
練習のみの場合は費用がかかる教室もあり、教室によって料金体系が異なるので、事前に先生に確認してみてください。
先生に使ってよいか確認するのですわ♪
基本的にはレッスンを受けている人が優先されるため、使えるスペースは限られますが、ステップの確認には十分でしょう。
- 慣れている場所で練習ができる
- 先生からアドバイスがもらえるかもしれない
- レッスンが優先されるため動けない
- 場合によってはお金がかかる
レンタルスペース
レンタルスペースの中にはレンタルダンススタジオもあり、練習ができます。
しかし、料金が高くスペースも狭いため、あまりおすすめできません。
じっくり探せば良い場所が見つかるかもしれませんが、予約や練習後の清掃の手間を考えると、よほどのことがない限り「練習場」や「社交ダンス教室」を使った方が良いでしょう。
よほどのことがない限りレンタルスペースはおすすめしないのだ…
- 個人スペースのためじっくり練習できる
- 好きな音楽を流すことができる
- 予約が必要
- 料金が高い
- 使用後に掃除する必要がある
社交ダンスにおすすめの練習場
社交ダンスを始めたばかりの方にとって、練習場に行くのはとても緊張するものです。
中には練習場の存在自体を知らない方もいるでしょう。都内や近郊にはさまざまな練習場があります。
筆者が実際に使ったことがあり、かつ有名な練習場についてこれから解説していきます。
スタジオiDC
こちらは池袋駅近くにあり、都内でも有名な練習場の一つです。学生から社会人、高齢者まで幅広い人々が利用しています。
アクセスが良い場所にあるため、非常に混雑するのが難点です。特に土曜日の夕方が混雑のピークです。
初めて利用する場合は、土曜日の午前中に行くか、日曜日の利用がおすすめです。
土曜日はものすごく混んでいるのですわ……
チケット制なので、入り口の券売機で入場チケットを購入しましょう。
回数券があり有効期限はありませんが、印字が読み取れなくなると使えなくなってしまうため、早めに使い切りましょう。
ワンフロアで、練習エリアとダンスフロアに分かれています。
練習をする際は練習エリアで準備運動をし、踊る際にはダンスフロアを利用しましょう。
店名 | 池袋ダンス練習場スタジオiDC |
住所 | 〒171-0014 東京都豊島区池袋2-47-3 キウレイコンビル4F |
アクセス | 池袋駅 徒歩2分 |
電話番号 | 03-5985-4433 |
営業時間 | 【平日・土・祝】10:00~22:00 【日】10:00~19:00 |
入場料 | 【一般】1,300円 【回数券(10枚)】12,000円 |
URL | http://www.izumikubo-dc.com/ |
富士学院
こちらは東十条駅の近くにある練習場です。
2階建てで、地下にラテンのフロア、2階にスタンダードのフロアがあります。
1階には更衣室と小さな練習スペースがあり、ここで準備運動をすることができます。
フロアは広くて使いやすく、ラテンとスタンダードのフロアが分かれているので、長時間練習する人にぴったりです。
ラテンとスタンダードが分かれているから普段の倍踊れるのだ!
年齢層は幅広いですが、特に学生が多い印象です。
若い人たちがどのように踊っているか知りたい方は、ぜひ訪れてみてください。
ただし、2階のフロアで足型の練習をしていると注意されることが多いので、初心者の方は気をつけてください。
2階で練習は本当に避けたほうが良いのだ……
チケット制なので、入り口の券売機で入場チケットを購入しましょう。
回数券も購入できますが、有効期限が1年であるため注意してください。
店名 | 池ダンス練習場 富士学院 |
住所 | 〒114-0032 東京都北区中十条2-14-19 |
アクセス | 東十条駅 徒歩5分 |
電話番号 | 03-3909-6100 |
営業時間 | 【年中無休】10:00~22:30 |
入場料 | 【一般】1,300円 【学生(25歳以下)】1,000円 【回数券(10枚)】10,000円 |
URL | http://petsalonnoah.com/ |
ステップワン
こちらは葛西駅の近くにある練習場で、ビルの7階にあります。大きな窓があり、開放的な雰囲気です。
眺めがよくおすすめですわ
3面鏡が備わっているため、ステップを確認しやすいのが特徴です。ただし、入口が少し分かりにくいので注意が必要です。
日本のトッププロの先生がレッスンをしていることもあるため、見学するだけでも大いに学びになります。
券売機はなく、入口左側の受付で直接支払いを行う仕組みです。
受付の人に直接払うのだ
店名 | ダンスホール・ステップワン |
住所 | 〒134-0084 東京都江戸川区東葛西6-2-7 新店ビル7F |
アクセス | 東十条葛西駅 徒歩1分 |
電話番号 | 03-3675-8436 |
営業時間 | 【平日】11:00~22:00 【土・日・祝日】10:00~22:00 |
入場料 | 【一般】1,000円 |
URL |
プラッツ
この練習場は、五香駅と常盤平駅の中間に位置しています。
どちらの駅からでもアクセス可能ですが、徒歩だと少し距離があります。
歩くと少し遠いのだ
1階は社交ダンスの練習場で、2階は貸しスタジオになっています。
練習場は広々としており、2面の鏡が設置されているためとても使いやすいです。フロアの形も整っていて、踊りやすいです。
休憩スペースには椅子と机があり、広々としていて快適に休憩できます。
また、社交ダンスの練習場では珍しく、喫煙スペースもあります。
フロアの形が綺麗で非常に踊りやすいのだ♪
料金の支払い方法が特殊なので注意が必要です。
券売機はなく、ノートに名前を記入し、入場料をボックスに入れる方式で支払いをします。
店名 | ダンス練習場&貸スタジオ プラッツ |
住所 | 〒270-2261 千葉県松戸市常盤平4-3-1 |
アクセス | 五香駅 徒歩9分 常盤平駅 徒歩12分 |
電話番号 | 047-388-5228 |
営業時間 | 【年中無休】10:00~22:00 |
入場料 | 【一般】1,000円 【午前割引(13時まで)】500円 【小・中学生】500円 【幼児教室生徒】400円 【見学者・付き添い父兄・同行幼児】無料 |
URL | https://dance-platz.com/ |
練習場使用時の注意点
初めて練習場を利用する時の注意点について解説します。
料金の支払い方法
料金の支払い方法は様々です。多くは券売機を設置していますが、受付で支払ったり、箱に入れたりなど様々です。
戸惑わないようにあらかじめ調べておきましょう。
回数券を利用する
いくつかの場所では、回数券を購入することができます。これは10回分をまとめて買うことで、1回分の料金が当日券よりも割安になる仕組みです。
練習場をよく利用する人にとって、回数券は費用を節約するのに役立ちます。
ただし、場所によっては回数券の使用期限があることもあります。
期限内に使い切れないと損をすることになるため、自分の練習頻度に合わせて購入するかどうか判断しましょう。
富士学院は有効期限があるから注意するのだ
練習場のマナー
初めて練習場を利用するときに注意しておきたいマナーについて解説します。
知っておくとトラブルになることが少なくなるので是非覚えて実践してみましょう。
LODを守る
LODとは「Line Of Dance」の略で、反時計回って踊ることです。
社交ダンスはフロアを反時計回りに使って踊るため、時計回りに使うと人と衝突してしまうので注意しましょう。
初心者は回る方向に気をつけるのですわ
かかっている曲の種目が優先
かかっている曲の種目を踊っている人が広いフロアを優先的に使えることは覚えておきましょう。
すごく空いていれば他の種目を踊っても大丈夫ですが、慣れるまでは行わないほうが懸命でしょう。
練習は端で行う
ステップの確認などは端で行うようにします。
基本的にフロアの中心で踊るのはルーティンを踊っている人です。
空いている場合は真ん中でステップの確認をしても問題ありません。
練習は鏡を有効的に使うとよいのだ
話す場所を選ぶ
フロアの中央や人が踊る場所で止まって話さないように注意しましょう。
邪魔になるどころか衝突して互いに怪我をする可能性があります。また、話す声の大きさには注意しましょう。
場所は譲ろう
多くの人が利用しているため譲り合いが大切です。
鏡の前は自分のステップを確認するために人気ですので、使ったら他の人に譲ってあげるようにしましょう。
譲り合いの心が大切ですわ
記事のまとめ
記事をまとめます。
- 社交ダンスの練習場所は練習場、教室、レンタルスペースがある
- 練習場は社交ダンス専用に設計されている
- 練習場ではラテンとスタンダードの曲が繰り返し流れる
- 椅子が設置されていて休憩できる
- 練習場のメリットは広いフロアで自由に踊れること
- ダンサーを間近で見られる
- デメリットは混雑して踊れないこともある
- 教室はレッスン中でない時に利用できることもある
- 教室の利用料金は場所によって異なる
- レンタルスペースは個人での練習向け
- 練習場は初心者向けに緊張感がある
- 練習場ではルールを守る必要がある
社交ダンスの練習場所を見つけることは、ダンスが上手くなるための第一歩です。
この記事では、社交ダンスの練習場について詳しく紹介し、練習場、教室、レンタルスペースの特徴や利用時の注意点をまとめました。
社交ダンスの練習場を選ぶ際は、自分の目的や合った場所を見つけて、上手に活用しましょう。
自分にあった練習環境を選び、継続的に練習することで、あなたの社交ダンスのレベルは確実に向上するはずです。
練習場に行って頑張って練習をしましょう。