金魚運動の効果とデメリットを知ろう!おすすめのマシーンも紹介

ここでは、金魚運動の基本からそのやり方、そして具体的なメリット・デメリットまで詳しくご紹介します

金魚運動は背骨を左右に揺らす簡単な運動です。その動きがまるで魚が泳ぐように見えることから、この名前がつけられました。

健康維持を目指す皆さんにとって、この運動がどのように役立つのか、ぜひこの記事を通じて理解を深めてください。

金魚運動の効果を最大限に引き出すためのポイントや注意点も詳しく解説しますので、最後までお読みいただければ幸いです。

記事のポイント
  • 金魚運動の基本的なやり方
  • 金魚運動の具体的なメリットとデメリット
  • 金魚運動とゆる体操の違い
  • 金魚運動マシーンの使い方とその利点
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目次

金魚運動の基本とは

金魚運動とは

金魚運動とは西式健康法の創始者である西勝造先生が考案した運動法の一種類です。

背骨を真っ直ぐにしながら寝そべり、背骨を左右に振る運動を行います。

運動の動きが魚の急いで泳いでいる時のヒレの動きに似ていることからこの名前がつけられました。

寝ながら左右に背骨を動かすのだ!

金魚運動のやり方

STEP
手を組んで首の後ろに回す

手を互い違いにして組んで、肘を張りながら首の後ろに手をまわします

STEP
背骨を真っ直ぐにしながら寝そべる

背骨を真っ直ぐにしながら寝そべります

この際につま先を立てると背骨が左右にゆれやすくなるのでおすすめです。

STEP
背骨を左右にゆらす

背骨を左右にゆらします。

1~2分程度を目安にゆするようにするとよいでしょう。

金魚運動のメリット・デメリットとは

金魚運動には様々なメリットがありますが、デメリットがないのか気になる方も多いでしょう。

やってみたいけどどんな効果があるのかしら……」と思っている人もいると思います。

実際に金魚運動をした時のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

金魚運動のメリット

一般的なメリット

金魚運動の効果で一般的に言われていることは以下のことです。

  • 腰痛の改善
  • 骨格のゆがみの矯正
  • 体の機能調整
  • 背骨の矯正
  • 腸の動きを促進して便秘を解消
  • むくみを解消
  • 脂肪を燃焼させる

ただし、ここで紹介している効果や効能について、これらは一般に言われている効果であり、実際の効果を保証するものではないので注意が必要です。

個人的なメリット

私も時々金魚運動を行います。特に、背骨の周りを意識して動かしたいときや、背骨の運動が不足していると感じるときに行うことが多いです。

金魚運動のメリットは、背骨の周りの筋肉を意識的に動かすことで、背骨のバランスが整うことです。

背骨は固まりやすいから何かしら対策をするのだ!

普段あまり動かさない背骨の際の筋肉を動かすことができるのも大きなメリットです。

さらに、慣れてくると腰回りの筋肉も動かせるようになり、腰のだるさが軽減される感じがします。

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金魚運動デメリット

運動で疲労する

金魚運動は可愛らしい名前ですが、実際にはかなりハードな運動です。

実際にやってみるとわかりますが、1分間体をある程度固定して動かすのは非常に難しく、多くの人は1分も続けられないでしょう

かなり疲れるのでなかなか続かないのだ……

西式健康法によれば、4~5分間続けられるようになるとかなりの効果が得られる可能性がありますが、そのためにはかなりの体力が必要です。

そのため、補助器具を使うのも一つの方法です。

例えば、寝ながら脚を揺らしてくれる器具を使うと、寝ている間に効果を得られるので、とても便利です。

体力に自信がない人は補助道具を使うのもおすすめの方法

体を痛める場合がある

金魚運動のポイントは、体をまっすぐにして踵まで意識を向けることです。これにより、体を揺らしやすくなります。

金魚運動で揺れる主な部位は背骨と骨盤の2つです

しかし、一般的な人にとってこれらの部分の筋肉や組織は固まりやすく、急に動かすと体を痛めることがあります

特に、踵までしっかりと固定すると、揺れの動きが直接背骨や骨盤に伝わるので注意が必要です。

慣れないうちはソフトに行うのですわ……

慣れないうちは、ソフトに揺らすことで体を痛めるリスクを減らすことができます。

ダイエット効果は薄い

金魚運動はカロリー消費によるダイエット効果があると言われていますが、実際にはその効果は薄いと感じます。

個人差はあるかもしれませんが、筆者自身も数ヶ月続けましたが、ダイエット効果は得られませんでした

その理由として、運動の時間が短いため思ったほどカロリーが消費されないこと、そして食事制限の方が確実にカロリーコントロールをできることがあげられます。

ダイエットするには食事や他の運動も組み合わせて行ったほうが良い

しかし、金魚運動を行うことで背骨周りがスッキリする感覚はありました

背骨のコリなどが気になる方には試してみる価値があるでしょう。

ゆる体操との違いとは

寝ながら背骨や腰を揺らす体操の一つに「ゆる体操」があります。

これは高岡英夫先生が創始したもので、体全体をリラックスさせることを目的としています。

この体操を行うことで、体のコリや冷えが解消され、血液や体液の流れが良くなり、深い呼吸ができるようになります。また、気持ちが穏やかになるのも特徴です。

金魚運動とゆる体操の両方が腰と背骨に効果がありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

脱力するかどうか

ゆる体操では、体を揺らす際に脱力することが重要ですが、金魚運動では脱力しないのが特徴です。

これは、ゆる体操が一部受動的に体の揺れを感じることで効果を得るのを目的としているのに対し、金魚運動は能動的に体を揺らすことで効果を得るためです。

金魚運動では積極的に体を動かすのだ!

ゆる体操では、脱力しながら行うため筋肉がリラックスした状態で伸び縮みしますが、金魚運動では力を入れたまま筋肉を伸び縮みさせます。

リラックス効果があるかどうか

ゆる体操では、積極的に脱力することで副交感神経を刺激し、リラックス効果が期待できます。

一方、金魚運動は交感神経を優位にする運動です。名前に「運動」とあるように、自分で体を動かすことが目的となっています。

そのため、金魚運動にはリラックスしながら行うという考え方は含まれていないため、この部分が大きな差となっています。

金魚運動にリラックス効果はあまり含まれていない

どちらの体操がおすすめか

このように、どちらの体操も体を揺らしますが、そのアプローチは全く異なります。

似た体操であるため、一定の共通効果が期待できます

では、どちらの体操がおすすめかというと、リラックスしながら行いたい方にはゆる体操がおすすめです。

一方、運動としての感覚を持ちながら体操をしたい方には金魚運動が適しています。

どちらも効果的な体操ですので、まずは実際に取り組んでみると良いでしょう。

  • リラックスしながら体操するのなら「ゆる体操」がおすすめ
  • 運動したいという感覚を持つのであれば「金魚運動」がおすすめ
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背骨や腰を楽にするには

背中や腰の負担を軽減するには、波動運動が非常に効果的です

波動運動は、金魚運動やゆる体操のように、波のようなリズムや動きを繰り返す運動法です。

腰や背骨周辺の血流が滞ると、栄養や酸素の供給が不十分になり、痛みや疲労感が増します。

波動運動で体の代謝が改善されるのだ

しかし、波動運動を行うことで全身の血行が改善され、酸素や栄養が効率よく供給されるようになり、痛みが軽減されます。

この運動は、体を柔らかくし、リズムに合わせて動かすことで筋肉や関節の硬直をほぐし、血流やリンパの流れも促進します。

これにより、体に無理な負担をかけず、自然な動きで筋肉をほぐし、関節の可動域も広げることができます

さらに、波動運動では、筋肉が自然に伸び縮みすることで、筋肉をポンプのように使うことができ、代謝を高める効果も期待できます。

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金魚運動マシーンについて

金魚運動マシーンとは

金魚運動では自分の腰や背骨を揺らしますが、脚を乗せるだけで背骨を自動的に揺らしてくれる機器もあります。

多くの機器は仰向けに寝て、脚を乗せるだけで使うことができます。

体を金魚のように左右に揺らすことで、普段あまり使わない筋肉を刺激します

この動きによって筋肉が刺激され、下半身がほぐれます。運動が苦手な人にもおすすめです。

楽して運動できるのはかなり嬉しいのだ

金魚運動マシーンのメリット・デメリット

メリット

脚を乗せるだけで左右に揺らしてくれるため、寝ながらリラックスして行うことができます。

さらに、手や頭は自由に動かせるので、携帯を操作したりテレビを見たりしながら、スキマ時間に手軽にできるのが魅力です。

寝ながら使えるためリラックスすることができる

デメリット

寝ている状態では筋肉がリラックスしているため、揺れが膝関節や仙腸関節の靱帯に伝わります。

そのため、体が弱い人や長時間使用すると靱帯が疲労し、膝関節や仙腸関節がずれて痛みを引き起こす可能性があります

使用時間を守り、痛みが生じた場合はすぐに使用を中止することが大切です。

関節が弱い人や痛みが出やすい人の場合は注意が必要

おすすめの金魚運動マシーンとは

バイタリティースィング

出典:Daiwa Felicity

サイズ約 356×240×280 mm
重量約 3.2 kg
回転数144回/分
定格電圧AC 100V
定格周波数50/60Hz

ロサンゼルスで創業されたマッサージチェアの有名な会社の製品です。

金魚が泳ぐような優雅な動きを再現し、体のあらゆる部分をやさしく動かすように設計されています。

レビューでは高評価が多く、他の製品と比較して音が静かで、音を気にせず使うことができる点や耐久性のあるクッションが人気のポイントです。

また、他のメーカーよりも品質が良いという声も多く寄せられているのが特徴です。迷っているならこちらを選ぶと良いでしょう。

最近でも購入している人もいる人気の商品なのだ!

ライフアップスゥィング

出典:THRIVE(スライヴ)| 大東電機工業株式会社

サイズ約 420×325×270 mm
重量約 4.0 kg
定格電圧AC 100V
定格周波数50/60Hz

日本の電気バリカンやマッサージ機器で有名なメーカーの製品です。

金魚運動の製品の多くは脚を乗せるだけで使う以外の使い方ができないがデメリットです。

しかし、ライフアップスゥィングは脚以外にも、手やふくらはぎを乗せることができます。

使い方が工夫できるのですわ♪

脚以外にも様々な部分をを揺らすことができ、体の細かいところまでケアができるのです

また、角度が調節できるため、自分の好みに合わせて調整できるのは大きなメリットです。

様々な部位に使用できる、色々な使い方をしたいという人におすすめです。

記事のまとめ

記事をまとめます。

  • 金魚運動は西勝造先生が考案した運動法
  • 背骨を真っ直ぐにしながら寝て、背骨を左右に振る運動
  • 金魚が泳ぐような動きが特徴
  • つま先を立てると背骨が揺れやすい
  • 腰痛の改善が期待できる
  • 骨格のゆがみを矯正する効果がある
  • 体の機能調整に役立つ
  • 腸の動きを促進し便秘を解消する
  • むくみを解消する効果がある
  • 脂肪を燃焼させると言われている
  • 実際にはダイエット効果は薄いと感じる
  • 金魚運動はハードで疲れる
  • 背骨や骨盤を痛める可能性がある
  • ゆる体操と違い、脱力しない運動
  • ゆる体操はリラックス効果がある
  • 金魚運動は交感神経を刺激する
  • 自動で背骨を揺らす金魚運動マシーンがある
  • 関節が弱い人は注意が必要
  • 長時間使用すると関節に負担がかかる可能性がある

この記事にたどり着いた皆さん、金魚運動についての理解は深まりましたか?

金魚運動は、西勝造先生が考案した背骨を左右に揺らすシンプルな運動で、腰痛の改善や骨格のゆがみ矯正など、さまざまな健康効果が期待できます。

補助器具を使うことで効果を高めることも可能です。ただし、ハードな運動であるため、体力に自信がない方や関節が弱い方は注意が必要です。

リラックス効果を求めるならゆる体操もおすすめです。自分に合った方法で、健康的な体作りを目指しましょう。

ぜひ一度、金魚運動やゆる体操を試してみてください。

※当ブログで紹介している商品について、マッサージ効果が認められているのは、医療機器として認証された商品のみです。それ以外の商品には、同様の効果があるとは限りません。また、解説した効果についても保証するものではありません。購入の際は、商品の表示内容をよくご確認ください。

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